地固め療法4回目の
抗がん剤フィルデシンの投与予定です。
(ビンブラスチンをもとに合成されたビンカアルカロイド系の抗がん剤。細胞分裂時に重要な働きをする微小管の合成を妨げ、がん細胞の分裂に選択的に作用すると考えられている。シスプラチンとの併用で肺がん治療に用いられるほか、白血病、食道がんにも使用される。)
が!
4/6投与のオンコビンが疑わしき副作用に4/7一日中苦しんだ。頭部CTや血液検査にも異常無く運動神経系に異常をきたし4/7夜から水の点滴で小水から薬効を洗い流すような処置を行った。
今朝、異常は無くなっていた。
本日予定の抗がん剤も同系列の薬剤であり同じような副作用を起こし深刻な神経障害を残すかも知れない未知の危険を冒さず投与は中止となった。この一回の中止で再発の可能性が上がる訳でも無いので今回の抗がん剤治療はここまでですと主治医からの説明を頂いた。
このあと血球数が下がり輸血など受けながら回復を待ちます。
2021/11/9からスタートした抗がん剤治療の目標最終日を迎えました。
5ヶ月間のクリーンルームに閉じ籠もった治療は幾多もの苦痛があり、善意に満ちた輸血や、手厚い看護により乗り越えて来ました。
抗がん剤の副作用は思いもよらぬ結果に転じる事もありその都度、人それぞれ大変な事態になったり何も無かったりと様々な場面を見ました。今回の投与後の副作用が大事に至らぬ様祈りつつ数週間後の良い結果を待ちます。