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松ヶ崎城址まつり。

今日、松ヶ崎城址跡で保存会の人たちがおまつりをしています。野菜の販売や豚汁、甘酒、焼き芋も売っています。フルートとヴァイオリンの演奏を聞きました。松ヶ崎城とは、中世にここにあったとされるお城の事です。全て土で築かれた城で天守閣も石垣も無く、周りは高い土塁と堀で囲まれたものだったと言います。15世紀末から16世紀はじめにかけて下総で千葉氏の内部の大きな争いがあり、その騒然とした時期に、ここが使われたといいます。築城者が誰かは分からないが、手賀沼の水運を背景にした城であることは間違いないらしいです。17世紀(江戸時代初期)まで、手賀沼や利根川は「香取の海」の一部で、内海と江戸を結ぶ交通の要だったと言われています。「香取の海」西端の内陸地域の役割が何だったのかはまだ解明されていません。中世の大規模遺跡群の謎を解明する重要な鍵を握っているそうです。
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