手賀沼に伝わる物語。

トクオ優子がご案内します。

うららかな春のお散歩日記です。

 姫のうらみから生まれた大蛇が、沼に近づく者すべてを沼に引き込んでしまうことに漁師たちが困っていると、旅の山伏が通りかかって「大蛇ののろいをときましょう」といって祈ったところ、大蛇が沼から現れお経を投げつけると、のたうちながら沼に逃げ込んでいきました。山伏は藤姫ののろいを封ずるために柱を一本沼に向かって投げ込みました。

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