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入院187日目

ゴールデンウィーク始まったが

お天気がパッとしない

今日も曇っていて肌寒い

昨日からステロイド剤のプレドニン点滴が開始した。

発熱もなく体調は良いが

寒さのせいか?

足先と手指が冷たく冷えてしょうがない。

他、気になる症状として

今朝3:00頃便意で起きた

オナラと共に血粘液が少量出た

いま昼過ぎだがおよそ3時間毎に血粘液が少量出る。

腹痛は無い

看護師にも目視確認してもらった。

様子見で行く。

想定内だ。

ゴールデンウィーク明けのCAP療法に期待したい。

入院185日目

消化器内科の主治医から

治療計画をご説明頂いた

S字結腸から直腸辺りまで

潰瘍と炎症がひどい

粘膜が剥がれてしまっている箇所が

多く確認できた。

大腸のS字結腸より奥は

粘膜も綺麗な良い状態である。

粘膜の炎症を改善するため

ステロイド剤のプレドニン点滴を

早速開始する。

ゴールデンウィーク明けから

キャップ療法を開始する。

活性化した白血球を血液中から除去する療法

潰瘍性大腸炎が悪化しても白血球が増えるわけではありません。白血球の中には、顆粒球とリンパ球と単球の3種類があり、これが免疫を担当している細胞です。白血球が増加するのは細菌感染が起こった時で、身体がその細菌と戦うために増加するのです。
白血球の数は変わらなくても、顆粒球とリンパ球の比率が変わり、全体に顆粒球が増えてくると潰瘍性大腸炎が悪化します。増えた顆粒球は腸の粘膜下で活性化 して活性酸素を放出すると、この活性酸素が組成破壊を引き起こし下血がおき、悪循環の始まりとなります。そこで、白血球中の顆粒球だけを除去することで一 気に活性酸素の量を減らし、悪循環を断ちます。後はリンパ球による免疫力で病気を回復へ向かわせるというものです。

白血球除去療法には、二つの会社の製品があります。ビーズを使って顆粒球をとるG-CAPと呼ばれるものと、布膜を使って顆粒球をとるL-CAPと呼ばれ るものです。今のところ、どのようなタイプの人がどちらに向いているのかまだわかっていませんが、どちらも効く人とどちらか一方しか効かない人がいます。 ですから、一回やってあまり効果がなかったと思っている人でもあきらめることはありません。

白血球除去療法に副作用はほとんどありませんが、まれに頭痛が起きる人がいます。こんな方は実施前に漢方薬の五苓散と呉茱萸湯を1包ずつ飲んで開始 するとかなり楽に受けることが出来ます。また、貧血の人の場合、L-CAPは貧血が進行することがありますので、MAP(全血)輸血を併用すると異常のな い顆粒球とリンパ球がさらに治癒を速めてくれます。(まさに潰瘍性大腸炎の方々にとっては夢のような治療法で、これは日本で開発されたものです)

(白血球系細胞除去療法(cytapheresis :CAP)炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)に対して、血液透析のように血液を体外に循環させて、血液中の炎症や免疫機能の悪循環に関わる白血球(顆粒球、単球、リンパ球)を除去する治療法です。白血球除去療法(LCAP)と顆粒球・単球除去療法(GCAP)があります。

治療方法

太い静脈に針を刺して血液を体外に出し、不織布を用いたフィルターで白血球を除去して、浄化した血液を静脈から体に戻します。

1回の治療は約1時間で、週1~3回、計10回まで(劇症の場合は11回まで)実施します。)

潰瘍性大腸炎に対して顆粒球吸着療法を行うことにより、下痢や血便、発熱などの症状や内視鏡的粘膜所見も改善され、ステロイド剤の減量やステロイド剤を服用しなくても済む可能性があります。有効率は、臨床試験時の成績で59%、発売後の使用成績調査では77%(507/656例)※でした。
クローン病に対する有効率は、臨床試験におけるCDAI※※の評価で44%(8/18例)でした。

副作用は、潰瘍性大腸炎の臨床試験時には8.5%(5/59例)に、クローン病の臨床試験時には28.6%(6/21例)の患者さんに見られました。
治療中に副作用と思われる症状(発熱、頭痛、めまい、飛蚊症様眼症状、立ちくらみ、疼痛、気分不良、動悸、顔面発赤、嘔気、鼻閉、皮疹など)が現れた場合には、医療スタッフにすぐにお申し出ください。
その他、体外循環中に用いる抗凝固剤(血液を固まるのを防ぐための薬剤)に対してアレルギー(赤疹、痒みなど)やアナフィラキシー様症状(血圧低下、呼吸困難など)がみられる場合がありますので、薬剤に対して過敏症等の症状がある方は、主治医にお知らせください。

を行い

攻撃性の白血球を取り除く治療を

併用して粘膜状態の改善を目指すとの事です。

食事はまだ先だな。

入院179日目

本日、血液内科の主治医から経過ご説明いただきました。

抗がん剤治療の結果よく

骨髄検査結果から完全寛解の状態を

維持出来ていると確認出来たとの事です。

今後の月一で再発を監視して行くとの事です。

長い長い闘病の日々でした。

絶食でよくここまで耐えてきた。

入院時から19kg痩せてしまった。

身長からの標準体重では-17kgです。

引き続き

無菌室を出て一般病室にて

消化器内科に転科して

潰瘍性大腸炎の治療を行っていきます。

入院176日目

4回目地固め療法開始から20日目

骨髄検査を行うまで

血球数が戻った。

今までで最速だが

多くの輸血を頂いて命をつなぐことができた。

途中抗がん剤の副作用で

40℃超えの発熱

嘔吐など

何日も苦しんでつらい思いもしたが

今は気分も体調も良い

骨髄検査の結果で

とりあえず

今回の急性骨髄性白血病の治療が一段落する。

もうすぐこの無菌室から出ることができるのだ!

入院166日目

今朝も気持ちよく目覚め

特に不調も無く

いい朝を迎えた。

昼過ぎの検温にて

38.2℃の発熱

強い腹痛

血液培養検査を行い

抗生剤の点滴を4種

投与となりました。

4回目地固め療法スタートから11日目

自然な経過だろう

血球数が減ってきている

感染に気をつけて

乗り越えて行きます。

おそらく明日は輸血になると感じます。

入院164日目

地固め療法4回目の

抗がん剤フィルデシンの投与予定です。

(ビンブラスチンをもとに合成されたビンカアルカロイド系の抗がん剤。細胞分裂時に重要な働きをする微小管の合成を妨げ、がん細胞の分裂に選択的に作用すると考えられている。シスプラチンとの併用で肺がん治療に用いられるほか、白血病、食道がんにも使用される。)

が!

4/6投与のオンコビンが疑わしき副作用に4/7一日中苦しんだ。頭部CTや血液検査にも異常無く運動神経系に異常をきたし4/7夜から水の点滴で小水から薬効を洗い流すような処置を行った。

今朝、異常は無くなっていた。

本日予定の抗がん剤も同系列の薬剤であり同じような副作用を起こし深刻な神経障害を残すかも知れない未知の危険を冒さず投与は中止となった。この一回の中止で再発の可能性が上がる訳でも無いので今回の抗がん剤治療はここまでですと主治医からの説明を頂いた。

このあと血球数が下がり輸血など受けながら回復を待ちます。

2021/11/9からスタートした抗がん剤治療の目標最終日を迎えました。

5ヶ月間のクリーンルームに閉じ籠もった治療は幾多もの苦痛があり、善意に満ちた輸血や、手厚い看護により乗り越えて来ました。

抗がん剤の副作用は思いもよらぬ結果に転じる事もありその都度、人それぞれ大変な事態になったり何も無かったりと様々な場面を見ました。今回の投与後の副作用が大事に至らぬ様祈りつつ数週間後の良い結果を待ちます。

入院162日目

外は桜の花も満開

華やかに草花が色付いて

鮮やかに輝いて見えます。

地固め療法4回目

本日は単発で

オンコビンと言う抗がん剤を点滴しました。

(微小管阻害薬(ビンカアルカロイド系)

細胞分裂に重要な役割を果たす微小管に作用し、分裂を途中で停止させ抗腫瘍効果をあらわす薬)

現在体調は異変なし

午後はシャワー入れそうです。

今後、血球数が下がって行きます。

感染予防に努めます。

入院155日目

地固め療法4回目

抗がん剤スタートしました。

前投薬で

吐き気止め、解熱剤の点滴を施し

万全を期し

この先どんな副作用が出て

どのくらい苦しむのか?

何も起こらないか?

逃げて通れない道

安全に守られた

無菌室で起こりうるトラブルに

適切な処置で助けて頂いてきた。

だから今回も何も怖くない

良い結果を楽しみに

治療を受けて行きます。